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洞窟、痕跡を見つける

え?

羽生君が4回転半!?(今頃感

「ミ、、ミノタウロス!?」

攻撃した敵が強力であることを認識したヘシオスは、思わず後ずさった。


その後ずさりが不幸をもたらす。

慌てていたため、跡図沙汰脚が、後ろにあった脚に引っかかってしまったのだ。

そして、そのまま体は傾き、倒れていく。


「グゥゥゥゥゥ!!!」

それを好機を見たミノタウロスは手にもっていた斧を振り上げる。


「うわぁぁ!!!??ふ、『ファイアボール』!!」

ヘシオスは慌てながらも、咄嗟に初級の炎の魔法を出した。


だが、ミノタウロスはAランク以上のモンスター。

ファイアボールなどという弱っちい魔法でひるむわけがない。

それはもちろん、ヘシオスも分かっており、次に襲ってくるだろう池見に耐えるため、歯を食いしばった。


「、、、あ、れ?」

ヘシオスはそっと顔を隠していた手をどける。


いつまで経っても思っていたような衝撃が来ないのだ。

ヘシオスが恐る恐る見た先には、


「うそ!?死んでる!?」

ヘシオスの視線の先には、仰向けに倒れて動かないミノタウロスがいた。


「ふむ。外傷が多い。私たちと戦う前に他の誰かと戦っていたようですね」

オディールは死んだミノタウロスの体を細かく観察しながらつぶやく。


「他の誰か?、、も、もしかして!」

ヘシオスは何かに思い至ったようだ。


ミノタウロスの死体には、オディールが言うように外傷が多い。

切り傷や火傷、打撲など種類は様々だ。

つまり、相手をした存在は様々な種類の攻撃が行えるということ。


「そう。おそらくヘシオスさんの予想通りだと思います。きっと、勇者と戦ったのでしょう」

オディールはそう言って、ヘシオスを真剣なで見つめた。


「勇者が近い。注意していきましょう」

お互いに頷いて、周囲の警戒レベルを一段と高めた。


しばらく歩くが、勇者の声は聞こえない。

もちろん足音などにも気を配ったが、人間の足音は聞こえなかった。

まあ、耳を澄ませても音がしないというわけではなく、どちらかと言えばうるさいのだ。


「「「ゴブゴブッ!」」」

ヘシオスたちの前で騒ぐゴブリンたち。


「数が多くなってきましたね」

ヘシオスが焦りながらそう言う。


「そうですね。明らかに増えてる気がします。何かがあると考えて良いでしょう」

逆にオディールは落ち着いていた。


オディールは、ゴブリンが多くなっていると言うことは、このダンジョンにとって重要なモノが近くにあるのではないかという考えに至った。

Aランモンスターであるミノタウロスもいたわけだし、その可能性は高いと勝手に頭の中で確定させる。

まあ、ハズレではないのだが。


「ん!アレは!」

ゴブリンたちと数見ながら進んでいくと、ヘシオスが何かを見つけたようで、走り出した。


オディールはヘシオスを追いかけつつも、ヘシオスとは違い、辺りに警戒する。

ヘシオスが駆けて行った先には、青く光るモノが。


「見て下さい!宝箱です!」

ヘシオスは自分お目の前にある輝く箱を指さしていった。


本来ならば、力を手に入れられる宝箱。

見つけたらうれしくなるはずなのだが、2人の顔には陰りが見えた」。

箱の蓋が、開いているのだ。

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