表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/104

洞窟、ダンジョンにならない

質問。

洞窟は今後どんな感じにした方がいいですか?

作者としては溶岩とかが噴き出してる洞窟が好きなんですけど。

《場所状態『ルナベアーの住み家:ランクD』が確認されました》

《特典として場所特性『ベアー系種族強化:ランクC』を獲得しました》


《場所状態『モンスターたちの住み家:ランクH』が確認されました》

《特典として場所特性『モンスター相互友好度上昇:ランクE』を獲得しました》


システムメッセージが流れる。

ヘシオスは新たな場所特性の獲得を喜んだ。

すると、こんなメッセージが流れた。


《場所状態『モンスターたちの住み家:ランクH』が確認されました》

《ダンジョン化が可能です》

《『最下級ダンジョン:ランクH』へと進化しますか? YES\NO》


「ダンジョン化?」

「ダンジョンになるってことだよね?」

「へぇ。面白いね。なってみようかな」


ヘシオスはそう言いながら、説明の画面を読んだ。

ヘシオスはダンジョン化についてや、ダンジョンについての説明に目を通す。

そこには心惹かれることがたくさん書いてあった。


「え!ボスモンスター化!かっこいい!」

「モンスターのリスポーン?へぇ~。ゴブリンたちが死なずに済むのかぁ」


ヘシオスの心は魅力あふれるダンジョンに動いてた。

だが、あるところに目が留まった。

それはダンジョンについての解説の欄で、


「ダンジョンにはダンジョンコアがあり、ダンジョンコアが破壊されることでダンジョンは死亡します。ダンジョンのモンス、」

「、、、え?死亡?」


ヘシオスは、画面をスライドさせていた手を止める。

死亡、という単語が引っ掛かったのだ。

洞窟の解説に死亡という言葉は出てこなかった。

つまり、死ぬことはほとんどないという風に考えられる。

しかし、ダンジョンへと変化すると、死亡するというリスクが発生してしまうのだ、


ヘシオスがいくら研究家の心を持っているといっても、研究対象のために自分の命をささげるほどではない。

自分の命が何よりも大事なのだ。


「うぅ~ん。どうしようかなぁ」

「、、、よし!拒否しよう!!」


結局考えた挙句、拒否することにした。

ヘシオスは解説の画面を切り替え、団損かの選択の画面を開く。

そして、NOの部分にタップした。


《ダンジョン化を拒否します。本当によろしいですか? YES\NO》


「再確認かぁ。まあ、大事だよね」


再確認のメッセージが出てきた。

ヘシオスは少し面倒な気持ちがよぎったが、安全面についてを思うとその気持ちもすぐに消え去り、今度はYESの方をタップした。


《ダンジョン化を拒否します。本当の本当によろしいですか? YES\NO》


「2回目ぇ。まあ、大事だとは思うけどさぁ」


2回目のYESを選択した。

すると、


《ダンジョン化を拒否します。本当の本当の本当によろしいですか? YES\NO》


また確認のメッセージが出てきた。

またYESを押すと、また確認メッセージが出てきて、だんだんとヘシオスはストレスを感じてきた。

そのやり取りが10回を超えたころ、ヘシオスはさすがにばからしくなり、


「もう確認しなくていいから!」


そういいながら、YESを強く押した、

すると、

その押しがあまりにも強すぎたのか、


パキッ!


「、、、あっ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ