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洞窟、勇者を戦わせたくない

なぜかは知りませんが、今日13時に投稿されてました。

おかしいですね。

21時にしたはずなのに。

まあ、たまには2話投稿もいいですね。

(ストックが減れば投稿できない日が出てくることを学んでいない作者)

「アキラ様。おケガはありませんか?」

勇者のパーティーメンバーは勇者に近づいて安全の確認を行う。

この作業は10分に1度で行われていた。

人類の希望にけがをさせてはまずいから、当たり前だろう。


「ヘシオスさん。もし勇者様が最下層に行ったら、どうするんですか?」

サリーが勇者たちにと行動を観察しながらふと浮かんだ疑問を口にする。

普通のダンジョンだったら勇者が入ったことで沈没してもダンジョンコアを破壊すれば地上に戻ってくることができる。

だが、ここはダンジョンではなく洞窟なため、ダンジョンコアなんて存在しないし、地上に戻る方法なんてものも、ない。


「どうするかは、まだ考えてない。でも、考えないといけないなぁ。このままだと勇者様はここにとらわれ続けることになるからね」

ヘシオスはそう答える。

それを聞いたサリーは顔色を変えた。

人の心がまだまだ残っているサリーは、勇者を自分たちがとらえて、人類に損害を与えるということは嫌なようだ。


「どうにかならないんですか!?勇者様をお助けしないと!」

サリーは息を荒くしながら叫ぶ。

そうして、ヘシオスに手段を思いつくようせかすが、ヘシオスもそんな簡単には勇者を助ける手段は思いつかなかった。

できることがただでさえ少ない洞窟の中で、沈没した洞窟から勇者を助けるなど無理に等しいのだ。


「うわぁぁ!??」

「「「っ!?勇者様ぁぁ!!!????」」」

勇者の叫び声と、その勇者を心配するようなパーティーメンバーの声が聞こえた。

サリーは急いで視線をヘシオスから画面に移す。

画面には、たくさんのホリーホーンに突撃を受ける勇者の姿が映っていた。

ホーリーホーンは、ホーリーとついているだけあって、聖なる種族ではあるが、勇者には従わない。

しかし、聖なる力である聖域では殺されないという特性を持っているのだ。

勇者にとっては、1番目員の武器である聖域が聞かないというのは厄介だろう。


「アキラ様をお助けしろぉぉ!!!」

「「「うおおぉぉぉぉぉ!!!!」」」

雄叫びを上げながら、勇者の前に壁として数人の人間が飛び出す。

勇者だけだったら勝つことはつらかったかもしれない。

だが、そんな敵にも対応するために勇者にはパーティーメンバーがいるのだ。


「『連撃』」

「『強打』!!」

パーティーメンバーはスキルを多用してホーリーホーンを次々と駆逐していく。

勇者もそれに混ざって剣を振っていた。

だが、剣の腕で見ると、パーティーメンバーに少し劣っているようにも見えた。


「、、あぁ。やっぱり、勇者様が技術的には強くないってのは本当だったのかぁ」

残念そうにヘシオスはつぶやいた。


勇者とは、魔王に対抗するために異世界から召喚された者たち。

異世界なのだからもちろん、平和な世界の場合もあるわけで、勇者があまり争いごとに慣れていない場合もあるのだ。

今回の勇者がまさにその例の1つ。

剣の握り方もあまりなっておらず、ホーリーホーンに剣を振り下ろす際にも血を見るのが嫌なのか、それとも自分が生き物を殺すと認識するのが嫌なのか、顔を背けている。

そのため、たまに隙をついてホーリーホーンに突き飛ばされたりもしている。


「、、、これは、勇者様には戦わせないようにした方がいいかな?」

ヘシオスはそう呟いた。

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