洞窟、さらに危険になっていく
昨日は投稿できなくてすみません。
急にいろいろと予定が入っちゃって。
今日も忙しいので、早いうちに予約投稿しておきました。
「何だこいつら!?急に強くなりやがった!」
叫ぶ冒険者。
現在は11階層にいるが、ホーリーホースに苦しめられていた。
最初のうちは近接攻撃で倒しつつ、遠距離攻撃で高いところにいるのを落とす、という戦法でサクサクと進めていたが、急にホーリーホースが剣の1撃だけじゃ死ななくなった。
「ど、どうなってるの!?」
慌てるのは冒険者たちだけではなく、ヘシオスたちも同じだった。
すべての階層のモンスターたちが急に強くなったのだ。
いや、強くなったかどうかは見ただけではわからないが、見た目はとりあえず大きく変わっていた。
ゴブリンたちは腕が4本になっていて、目からは赤い炎が出ていた。
他のモンスターたちにも変化が出ており、脳の理解が追い付かない。
だが、その理解を手助けしてくれる救世主が現れた。
《場所状態『モンスター強化付与:ランクA』が確認されました》
《特典として場所特性『モンスター強化:ランクA』を獲得しました》
システムメッセージが鳴る。
ヘシオスは急いで画面の説明を読み、起きている状況の把握を行った。
説明で書いてあったことは、得た場所特性をそのまま表していた。
土地にモンスターを強化される魔法や能力が付与される。
それが場所状態、モンスター強化付与の内容だった。
「、、、というか、モンスター強化の付与がされて、さらにモンスター強化の場所特性まで手に入れたら、さらにモンスターたちが強くなるんじゃ」
ヘシオスがそんなつぶやきを漏らす。
そして、その予感は当たってしまった。
「うわああぁぁ!!???」
「何だよぉぉぉ!!???こんなの勝てるわけないだろぉ!!!???」
喚き散らしながら走って逃げる冒険者たち。
今回は誰もケガすることなく帰って行った。
サリーはその光景を見て胸をなでおろす。
まだまだ洞窟に来る前の人間の要素が強いようで、人が死ぬのは嫌なようだ。
だが、ヘシオスはすでに人間ではなくなってしまっている。
ヘシオスは特に何も感じていないような顔をしていた。
そして、減ったモンスターの補充をするため、召喚を繰り返した。
《???視点》
「ゴオォォォォォォ!!!」
火を吐くドラゴン。
威厳にあふれているはずのその種族は、なぜか声が震えていた。
「はぁぁ!!!」
1人の青年がそのドラゴンに臆すことなく剣を振り下ろした。
ドラゴンは縦にバッサリと切り裂かれ、絶命する。
ドラゴンを討伐した青年が、木にもたれて休んでいると、兵士が近づいてきた。
「アキラ様。国からダンジョン攻略の依頼が来ております」
全身鎧を着た、兵士風の男が黒い髪の青年に国からの手紙を渡す。
それを受け取った青年は、手紙をじっくりと読む。
最初はドラゴンとの戦闘からか少し疲れたような顔をしていたが、読み進めるにつれて表情が険しくなっていった。
そして、周りにいた仲間らしき人たちに向けて声をかけた。
「、、、ダンジョン攻略に向かおうと思う。状況はかなりまずいらしい。今すぐにでも行きたいところだが、出発は明日にする。しっかりと準備をしておいてくれ」
皆さんのところのの雪はどうでしょうか?
滑りやすくて危険になっているので、安全にお過ごしください。




