洞窟、魔族に改造される
今日は8時から推しの歌配信があるから、あんまり投稿しても見られないかなぁ、と思っていますww
いや、どんだけ見られてるんだよ!(ノリツッコミ)
「ここにもない。どこだ?どこにあるんだ?」
魔族は困ったような声を出す。
魔族はダンジョンには必ずあるはずのダンジョンコアを探していた。
必ず最下層のどこかにあるはずなのだが、見つからない。
魔族は隅から隅まで歩いて探すという作業を、4時間ほど行っている。
これはもう何往復目だろうか?
もしかしたら、100往復くらい行くかもしれない。
それでも、ダンジョンコアは見つからない。
「ヘシオスさん!どうするんですか!?ドリルコングやられちゃいましたよ!ドリルコングは1体しかいないから替えがきかないし。ああ。どうすればぁ!??」
魔族がダンジョンコアを探してる間、洞窟の本当の内部ではサリーが声を荒げていた。
口調も早口で、焦っているのが分かる。
また、ストレスもかなり多まっいるようで、今にも切れそうな様子だ。
「まあ、落ち着いて。魔族はまだ最下層をうろうろしてるみたいだし、今は冒険者の対処をしよう」
かなり焦っているサリーとは逆に、ヘシオスは落ち着いていた。
たが、落ち着いてはいながらも、モンスターを召喚する手を止めることはない。
ヘシオスが言うとおり、魔族に動きはないが、冒険者たちも少しずつ攻略していっているのだ。
今回の冒険者たちもかなり強く、すでに10階層まで降りられていた。
そちらの方も見てみよう。
「はぁぁ!!」
全身に鎧を着けながらも身軽に動く剣士が声を上げながら、悪魔のような姿をしたモンスターに剣を振り下ろした。
ブシャッ!
辺りに血が飛び散る。
血は黒をさらに濃くしたような不気味な色で、この世のモノとは思えない色をしていた。
剣士に切られたモンスターはデーモン。
デーモンというと、悪魔だと思うが、悪魔というのもまた別に存在する。
そして、悪魔の方が格が高い。
デーモンはモンスターだが、悪魔は別の世界に生息する種族されていて、モンスターとしては扱われていない。
さて、デーモンに話を戻そう。
「ア゛アアァァァァァ!!!」
デーモンが甲高い声で叫ぶ。
冒険者たちはすぐに耳を塞いだ。
今のデーモンの声は、デーモンの能力になる。
効果は、きいたモノの精神を狂わせる。というものだ。
耐性がないものだと、周りのモノを敵味方関係なく攻撃し出す。
とても危険な攻撃なのだ。
理由はそれだけではないが、ランクはB。
冒険者たちは状態異常を引き起こす声には注意していたモノの、他の攻撃に関しては特に影響もないようだった。
冒険者たちは、少しずつではあるがデーモンを倒しつつ着実に10階層を攻略しようとしていた。
攻略できるのも時間の問題だろう。
「そろそろ、アレが動くかな?」
ヘシオスはつぶやく。
それをきいたサリーが何のことかと聞こうとしたとき、事態は動いた。
「「ゴオオォォォ!!!!!」」
モンスターの声が響く。
その声はかなりの大きさで、上の階層にいる冒険者まで聞こえるほどだった。
「なっ!?まだドリルコングがいたのか!?しかも2体!2体も相手はできないな。仕方ない。アレを使うか」
魔族が悲鳴に近い声をあげる。
そして、喉に手を当て、
「『暴走』」
それだけ言って、姿が消えた。
どうやら転移魔法を使ったようだ。
「魔族が何か言ってたけど、何だろう?」
ヘシオスは、魔族が言っていた暴走という言葉が引っかかって、首をかしげた。
だが、考える必要などなかった。
なぜなら、
「「「「ギャアァァァァァァ!!!」」」」
たくさんのモンスターたちの咆哮。
「ヘ、ヘシオスさん。モンスターたちがの様子が、、」




