洞窟、召喚が止まらない
やめられない!止まらない!???????!
???????に入る言葉を考えて、感想に書いてみよう。
作者が返信をくれるかもしれないゾ!
「え!?冒険者!?」
ヘシオスが驚いたような声を上げる。
魔族の監視でも忙しいのに、冒険者に難敵を配ってはいられない。
「す、すごい勢いでゴブリンが死んでいってます!召喚を急いで下さい!!」
焦ったようにそういうサリー。
ヘシオスはその指示に従ってゴブリンの召喚ボタンを連打する。
しかし、召喚する必要があるのはゴブリンだけではない。
魔族が絶賛殺している最中のホーリーホーンも出さなければいけないのだ。
魔族の方も主婦が台所の悪魔をスリッパで潰すようにホーリーホーンを殺しているので、召喚を続けなければ一瞬で全滅しそうである。
「ヘシオスさん!もう冒険者が2階層におりました!サンドスネークの召喚をお願いします!!」
サリーが叫ぶ。
ヘシオスは冒険者たちの画面を見れておらず、冒険者たちが一体どんな技を使ってゴブリンたちを虐殺したのかは分からない。
ただ、冒険者たちの攻略速度が昨日のAランク候補よりも圧倒的に速く、圧倒的に強いことだけは理解できた。
「魔族はどうなってるの!?って!もう次の階層いってるじゃん!」
ヘシオスが魔族の様子を確認して驚く。
いつの間にか次の階層に降りていたのだ。
だが、降りている間にも召喚の手は止まらない。
止めたら、その瞬間に1つの種族が滅亡するのだ。
止めるわけにはいかない。
「魔族は戦闘せずに下までいってるなぁ」
困ったような顔をしながらヘシオスはそうつぶやく。
魔族はホーリーホースより下のモンスターたちにも「ひざまずけ」だけで切り抜けていた。
まだしばらくはかかりそうだが、最下層のドリルコングの元にたどり着くのも時間の問題だろう。
ヘシオスとしては、今まで見てきたモンスターたちが何もできずにひざまずく光景を見て、悔しさを感じていた。
「、、ん?まてよ」
ヘシオスが何かを思いついたようにつぶやく。
そして、
「うおおおぉぉぉぉぉ」
叫びながら画面を連打しだした。
先ほどまでも相当な速さがあったが、今はさっきの1.5倍ほどの速さがある。
だが、モンスターの召喚速度が上がったわけではない。
何が変わったかというと、
「魔族を餌にすれば、魔族への耐性もできるはず!」
下の方の階層に魔族を1体ずつ召喚したのだ。
魔族といっても強さはバラバラ。
今洞窟にやってきてるのは、過去の文献を見る限りでもかなり強い方の魔族だと思われる。
つまり、召喚される魔族は今のより数段強さが低い魔族になるはずである。
それに慣れさせておけば、この魔族にも対応できる。
はず。
「ヘシオスさん!3階層に降りられました!ポイズンフロッグを!」
サリーから冒険者についての報告が上がる。
ヘシオスは召喚し続ける。
この作業はなかなか終わりを迎えないように思われた。
だが、
「ひざまずけ」
魔族は今までこの一言で終わらせていたが、
「「「キャシャアアァァァァ!!!」」」
それに構わず魔族に襲いかかるモンスターたち。
ヘシオスの魔族を召喚して耐性をつけさせるという作戦は正解だったようだ。
ただ、魔族は今まで使ってきた強力な技が効かなくなったことで困惑していたモノの、戦闘にもなれてはいるようで、
「ファイアーウォール」
魔族の前にできる炎の壁。
「「「ギャアァァ!!???」」」
それにぶつかったモンスターたちはやけどにより苦しんだ。
誰も魔族に触れることができない。




