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洞窟、死者が出る

5話くらい話が単調になります。

勘弁してやって下さい。(誰目線?

「「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!!!!????」」

「「うわぁぁぁぁ!!?????」」


洞窟内に悲鳴が響き渡る。

画面に顔を近づけていたヘシオスは、そのうるささに思わず耳を塞ぐ。

だが、その目は画面から離れない。


画面に映っているモノ、それは、

たくさんの巨大なハチ。

羽からは紫色の粉をまき散らし、針は赤くなっていて先端からには炎が見える。

種族名は、キリングビー。

Bランク。ではなく、珍しいことにCランクである。


ランクというモノは元々単体の強さで決まる。

だが、キリングビーの強さは他の所にある。

それは、連携。


「障壁を!」


「はい!『マジックバリア』!!」


冒険者の周りを半透明の球体が覆う。

防御系の魔法、マジックバリアの効果である。

だが、ハチたちはそれに的確に対処する。


まず、数匹が燃える針で特攻していき、結界に負荷をかける。

負荷がかかると結界に使用する魔力が多くなるため、魔力回復の液体を飲まなければならない。

その回復用の液が入った瓶が出た瞬間を、

狙う!


「うわっ!?ごめん!」

「破られた!」


「くそっ!魔力切れのタイミングを読まれてる!」

「いったんひ、、、グハッ!」


全体で突っ込んできたハチによって結界は破られ、数名のけが人が出た。

もちろん、冒険者からオートスキルによる光は出ている。

光に触れたハチは死ぬが、飛んでいるため死体が上から降ってくるのだ。

降ってくる大量の死体を避けろというのは難しい話だ。


「って、戻ってきたけどこっちも地獄だな!」


引き返した4階層にいるのはビームバード。

こちらは簡単に片付けることだできた。

魔法で。


「あ、ヤバッ!」

「魔力切れです!」


「え!?おい!それはヤバいだろ!」


魔術師の魔力切れにより、一時的にビームを反射する魔法が解ける。

それを、大盾を持った男が前に出て受け止めるが、どんどんその盾は溶けていく。

魔術師は急いで回復薬を飲んで、ビームを反射する魔法を張り直した。


「すいません。もう魔力回復用のポーションが1本しか残ってないです」


「分かった。早く抜けよう!」

「走るぞ!」


ポーションを飲んで回復しながら、冒険者たちは4階層を走り抜けた。

そのままの勢いで3階層も2階層も走り抜けた。

ついに1階層まで戻り、全く問題もなく入り口まで走ってきた。


「うおおぉぉぉぉ!!!」

「お前ら、走り抜けろ!!」


冒険者たちは入り口の光が見え、さらに走る速度を上げる。

だが、そこで問題が起こった。

1階層に来て、もう命の心配はしなくて良いのだから、走らなければ良かったのに。

走り抜けろなんて指示が出てしまったモノだから、


ガンッ!


「えっ!?うそだろ!?柵なんて、来たときには」


ゴブリンたちが柵を作っていたのだ。

通常のダンジョンではあり得ない、柵を。

ほとんどの冒険者は飛び越えることができた。

だが、1人だけ、


「おわっ!?」


重い鎧を着た前衛の男が足を引っかけてしまった。

とても変な姿勢になっていて、逃げられそうにない。

そしてそれを逃がすほど、ゴブリンたちもバカではなかった。


ガシュッ!


振り下ろされた棍棒が頭に当たり、そこから血が噴き出した。

下の身体はがっくりとして、動かなくなる。

その光景を、ただ眺めることしかできなかった。

冒険者たちも、ヘシオスとサリーも。

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