洞窟、4階層が地獄過ぎる
明けましておめでとうございます。
ことよろですぅ。
「4階層か」
「いったい、何階層まであるんだろうな?」
冒険者が独り言をつぶやきながら4階層に降りてきた。
そんな冒険者を4階層のモンスターたちが迎え撃つ。
待ち構えていたのは、
「「「グオオォォォォ!!!」」」
「んなっ!?避けきれな!、、ぐああぁぁぁ!!????」
あれほど上の階層では無双していた冒険者がモンスターの攻撃に当たり、もだえ苦しんでいた。
4階層のモンスターは、高熱の光線を放つ赤い鳥。
この赤い鳥が放つレーザーは、洞窟を広くした要因の1つでもある。
種族名は、ビームバード。
やはり、Bランクのモンスター。
「くそっ!いったん退却だ!!」
冒険者は急いで上の階に駆け戻る。
そして、回復薬だと思われる緑色の液体を飲みながら、モンスターたちをかき分けて地上へと戻っていった。
ヘシオスたちはそれを見て目を丸くした。
「え?帰った?」
「そ、そうみたいですね。あの英雄と呼ばれる人が4階層で帰るなんて」
「どれだけあのビームバードって強いんですか!?」
2人とも首をかしげ、ビームバードについて考え出した。
Bランクの中でもかなりトップに近いんじゃにだろうかと思えるほどの強さ。
ビームバードはそこまで強いわけではなかったはずなのだが、
・・・。
《冒険者ギルド視点》
ヘシオスたちがビームバードについて頭を悩ませているとき、
冒険者ギルドも、同じくビームバードについて会議が行われていた。
まあ、ビームバードだけではなく、新しくできたダンジョンについてなのだが。
「どういうことですか!Aランク選出候補とされて英雄であるあなたが、ビームバードごときに負けるなんて!!」
「、、、俺にも分からん」
「あれの問題は、油断だけではなかった」
「あのビームバードの攻撃は、俺の知っているビームバードのモノより圧倒的に威力が高かった」
ギルドの管理職である3人に、英雄と呼ばれる冒険者が問い詰められる。
選考長が声を荒げて問いかけるが、支部長と受付長は黙っている。
支部長は対策を考えるよう、そして、選考長は他のことを考えているようであった。
「、、、問題はビームバードだけじゃない」
「ポイズンフロッグもかなり問題だろ?」
「そ、、そうですね」
しばらく選考長と冒険者が話していたが、途中で少し静かになる。
そのタイミングで支部長が口を開いた。
その発言でその場のテンションが一段と下がる。
問題が山積みで、何から対応していったら良いのか分からない。
さて、ここでなぜダンジョンを破壊しなければいけないかという話をしていこう。
ダンジョンは、時間が経つにつれてどんどん強くなっていく。
そして、最終段階まで強くなると、ダンジョンのモンスターが地上に出てきて、死ぬまで攻撃を続けるという。
今まで3回起きたことがあるが、どれも国を3つ以上滅ぼした。
時間が経つほどダンジョンは強くなっていくので、できてから時間が経たないうちに潰した方が簡単なのだ。
というか、最初のうちに潰さないと潰すことは不可能に近くなる。
「まあ、本部に報告して、今度は人員の派遣もして貰いましょう」
「そうだな。今回の話を近くの町にも流せば他のBランク冒険者たちもやってくるだろう」
こうして、この先の方針が決まった。
そして、洞窟にさらに強い人材が送られてることが決まったのである。
洞窟は、モンスターたちを守り抜くことができるのだろうか?




