表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/104

洞窟、召喚しまくる

ヤバッ!

ストックが残り少ない!

「、、、これは!」


ヘシオスはサフーから投げ渡された者を拾い上げる。

それは固くて、スベスベしていた。


「石!」


そう、石である。

洞窟にある物といったらこれくらいだろう。

サフーは自慢げに鼻を鳴らす。


「どれくらいの価値にする?」


「すっごい高くしましょうよ!」

「そうですね、、、これ1個で国が1つ買えるというのはどうですか?」


「うおぉ。それはすごいね。これ1つで国を、かぁ」


ヘシオスは手の中の石を見ながらつぶやいた。

その状態でしばらく立ち尽くす。

しばらくして、画面を見た。

現在の所持金を見るためである。

現在の所持金は、


「ろ、6兆!!?」

「お、大金持ちだぁ!!!」


「え、えぇぇぇぇ!!????」

「、、、いえぇぇぇぇぇいいっ!!!」


2人が喜ぶ。

大金持ちになったことがうれしいらしい。

まあ、それで買える物はないのだが。

それにそんなに現金があっても、召喚にしか使えないのだが。


・・・。

しばらくして。


「何か召喚できそうですか?」


「う、うぅぅん。普通のモンスターはできないみたい」

「で、でも」


ヘシオスはそこで言葉をとぎらせる。

詰まらせるといった方がいいかもしれない。

それを見たサリーは不思議そうに首をかしげる。

そして、理由を尋ねた。


「どうしたんですか?」


「実は、普通じゃないものなら召喚できるみたいなんだよね」


「普通じゃないもの?」

「どんなものですか?」


「とても小さい生物だよ」


とても小さい生物。

それは、虫などのこと。

ほとんどの虫も毒で死んでしまったみたいだが、ごく少数の虫は生き残っているらしい。

どこの世界でも、虫という物はしぶといようだ。


「えぇ~。虫かぁ」


サリーはあからさまにいやそうな顔をする。

虫は嫌いらしい。

ヘシオスはその表情を見て苦笑いをした。

サリーに目をそらさせ、ヘシオスは召喚の作業を始める。


「まずはこれだね」

「一般的な虫だと思うんだけど」


1匹目はとても一般的な虫。


ピカーッ!


洞窟内に薄い光が出る。

すると、そこから1匹虫が現れた。

これが召喚らしい。


ほかにも数体一般的な虫はいて、1体ずつ召喚していった。

しかし、その途中で手を止めた。


「1匹ずつ出しても意味ないよね」

「100匹ずつ出しとこうか」


という考えで、また最初から虫を100体ずつ召喚しだした。

召喚していくと、だんだんと虫が増えていくような感じがした。

少し経つと、一般的な虫はすべて召喚し終わった。

洞窟内に虫がいることが目で見てが分かりやすくなった。


「あとは、これかぁ」

「見たことも聞いたこともないんだよなぁ」


唯一知らない虫が書いてあった。

その虫は、毒吸い虫。

あまり有名ではない虫。

というより、この虫はこの世界の人間には認識されていなかった。


毒吸い虫。

毒を食事として吸収する虫。

ただし、周囲に毒がなくなると死んでしまう。


「こんな虫、どこにいたんだろ?」


今は毒が発生しているが、それまでには毒は発生していなかった。

つまり、ゴブリンが発生させた以前からどこからか毒が発生していたということ。

いったい、どこから発生していたのだろうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ