表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

104/104

洞窟、平伏する

最終回です!

「え?え?どういう事?僕。理解できないんだけど」

ヘシオスは理解が追いつかず、頭を抱える。


そこに、ポンッと手が置かれた。

ヘシオスが振り向くと、優しい笑みを浮かべたレーカルが。

そのレーカルは、ヘシオスの視線を受けて、笑みをより深くし、


「落ち着いてください。簡単な話ですよ。余が、教皇と言うだけですから」

落ち着けとは言うモノの、どこか楽しそうにレーカルは言う。


「あぁ~。なるほど。レーカルさんが教皇だったんですねぇ~。へぇ~。びっくりです。……って、え、ええええぇぇぇぇぇ!!!!??????」


レーカルの言葉で納得しそうになったが、意味を理解して絶叫した。

この状況を例えるとするならば、今まで数件酒屋をまわって友人になった人物が、新しい総理大臣だった感じである。

絶叫しないわけがない状況だ。


「い、今まですみませんでしたぁぁ!!まさか、レーカル様が教皇様であるとはつゆ知らず、無礼な口利きをしてしまったこと、誠にもうわけなく思っております!!どうか、どうかお許しをぉぉ!!!」


ヘシオスは即座に今までの無礼を謝った。

謝り方は、勿論土下座である。

全身をできるだけ地面に近くし、額を全力で地面にぶつける。

これぞ、正しい土下座の姿勢だ。


「はははっ。余が隠していたわけですからねぇ。勿論許しますよ。()()()()で」

レーカルと 、それを見ていた勇者の少年は、そろって黒い笑みを浮かべた。


ヘシオスは、何か良くない予感がするが、訊いてみるしか選択肢はなかった。

「えぇっと。その条件というのは?」


「勿論、余たちに協力することですよ」


「あっ。はい。分かりました」

レーカルの条件に、ヘシオスは感謝しながら了承する。


レーカルたちに協力すると言って、洞窟であるヘシオスと、人間であるレーカルの寿命は大きく違う。

永遠に何かをしろ。

とは言わず、自分に協力して欲しいという辺り、レーカルの優しさがにじみ出ているのだった。


と、ヘシオスは思ったのだが、


「因みに、この教皇様は転生魔法が使えるから、ほとんど永遠に協力させられることになると思いますよ」

という勇者の少年の言葉に、ヘシオスは落胆した。


「ヘシオスさん。落ち込んでいる暇はありませんよ。余たちの戦いはこれからなんですから」


「そうですよ。まずは、洞窟内にいるアキラさんを助けに行かないと」

その言葉に、ヘシオスの動きが止まる。


アキラ。

それは、洞窟内にいる勇者の名前であった。

すっかり勇者を監禁していることを忘れていたのである。


「うわぁ。問題が山積みだよ!」

そういうヘシオスの顔は、どこか明るい。


ここから、人知れず洞窟が、世界で暗躍していくのだった。

ヘシオスの戦いは、これからだ!

ここまでのご愛読ありがとうございました。

俺たちの戦いはこれからだENDにさせて頂きました。

これから先を書こうとすると、数年はかかると思うので、ここまでで終わらせて頂きたいと思います。


洞窟とレーカル(教皇)の今後が少しだけ分かる作品として、

水溜りRTA~乾いたら即死な転生~

があります。

ただし、少し前の作品になるので、読みづらさがアルかも知れません。


現在は

悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~

に力を入れているので、そちらもお時間があれば、よろしくお願い致します。

それでは、またどこかで。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ