「ふうたの予想ともとめの作戦」
ふうたはもとめの言葉に
「やったあ。
じゃあ、予測ですが、
「見えない像」編じゃないかと思います。
これは先生がおしゃった像が出てくる伝説の弱点、
像が出てきても色や形、
大きさには一切ふれられていない
という点がクリアされているからです。
なんせ、見えないからです。
なんかあるけど、見えない、
しかも一応見えない像といわれていますが、
それが像かどうかもわからない点で、
先生の一刀両断的な判別では、
あっさり否定されそうな気がします。
それに、とても怖いです」
「さすがね。
ふうたくん、
私の像が出てくる伝説は真カミサン伝説でない
と話した最初の言葉を逆手にとるのなら、
この伝説が最適ね」
「で、弱点は何ですか」
「この「見えない像」編は私が言ったような意見を
排斥するために作られた作り話とも言われているの。
だから、21番目なのよ。
だから、見えない以上、
像に関する私のような意見では、
水掛け論になってしまって、つぶすことはできないの」
「じゃあ、
どうすればいいのかなあ。
先生」
「それは結構簡単なの。
見えないのに、何故、存在がわかるのかを問いつめるのよ。
そうすると、
手触りとかいろいろ答えなければいかなくなり、
結局、
サヤちゃんも行き詰まると思うわ。
それに、何せ、この編を真カミサン伝説
とする有名な学者はいないのよ。
それも、弱点のひとつ」
「ありがとうございます。
これで、一つは心配が減りました」
「他はどう」
「いいだすか」
と
たまおが質問をしようとした。




