「露店風呂会議?2」
「先生、教えてくださいよ」
永久がしつこく訊く。
「知りたい」
「うん」
「それはね。
永久くんたちに負けて欲しいから、
何て嘘」
もとめは笑うが、
その言葉を聞いた瞬間、
みんな一瞬固まった。
「どうしてなんです、
明日に延びると何故」
ひさめが今度は真面目に訊く。
「理由はねえ。
サヤさんは真カミサン伝説の論証パターンを
いくつも持ってるからよ」
「俺わかりませーん」
と
ケンタが大声で言うと、
「バカのケンタにもわかるようにご説明ください」
と
ふうたが言って、ケンタに
お湯に顔をつけられる。
「やめるだすよ」
と
たまおがケンタのあそこを強く握る。
「いてててえ、わかった。
もう真面目に聞く」
「何やってのよ。男子は」
と
みはるが呆れたような感じで言う。
「たまおくんならわかるでしょう、
あとで、ケンタくんに説明してあげて」
と
もとめもたまおの能力に気づいてきたのかそう言う。
「でも、
日にちが延びるとどうしてサヤに不利になるんだ」
と
みはるが訊くと、
「迷うからだすよ。
論証パターンが複数あるということはだすな。
どのカミサン伝説を真カミサン伝説
とするかも決まってないということだすよ」
と
たまおが説明する。
「迷うと何故不利なんだよ」
「欠点が気になってくるんだすよ」
と
たまおが言うと、
「自信がぐらつくということか」
と
みはるが言う。
「そういうことだすな」
「たまおって、マヌケそうで頭いいんだな」
「悪かっただすな。
マヌケそうで、僕はもう知らないだすよ」
「ごめん、悪い意味じゃないんだ」
みはるが謝る。
「たまお、
みはるちゃんに気があるんだろう」
と
ふうたがまたからかって、
たまおにあそこを思いっきり握られて、
「いてててて、つぶれる」
と言うと、
みんな大笑いした。
「僕は握力もあるんだすよ」
と
たまおはにやりと笑った。




