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「賢明とサヤの打ち合わせ」
一方、
賢明とサヤは賢明の部屋で打ち合わせをしていた。
「何で、もとめ先生、サヤちゃんの発
表明日に延ばしたんだろう。
退屈な一日になるからかな」
「あはは!
うーん、誰かさん居眠りしてたわよ。
こっちのグループのクセに」
「ああ、彼女ね。
いいよ。
何の役にもたたないから」
「でも、かえって良かったわね」
「もとめ先生はあっちの味方だから、
多分、こちらの作戦読み誤ったのよ」
「多分ね」
「野郎伝説って言ったときは、
少しびびってたけどね」
「向こうのふうたとたまおだけは、
意外に侮ないぞ」
「そうね。
特にたまおくんのあのマヌケそうな言葉に
騙されちゃうのよね」
「僕がケンタに代わって、
サヤちゃん、みはるちゃん、ひさめちゃんなら、
結構いけると思うけどな」
「じゃあ、
整形したら!
身体はいい線言ってるから、
目を細めて、鼻をつぶせば」
と
サヤが賢明の整形後の顔を想像して、
大笑いする。
「できたら、そうしたいよ。
でもなあ 」
と、
賢明は、
サヤがひさめみたいだったらなあ
と、
変なことを考えたがすぐ考え直した。
「で、
サヤちゃんは
結局、真カミサン伝説はどれに決めたの」
賢明が重要な質問をした。




