「キモ男三人衆のカミサン伝説7」
「えー、失礼。
老人は鋭い目をして
母親の顔を見ると、
「そうか。本気じゃな。
では、今からその髪を剃れ。
そして、今夜、一睡もせず、
「次に告白する人をこの世から消してください。
カミサン、カミサン、カミサン」
と復唱し続けろ。
そして、
明日ニタロウのいる学校に行って、
校門の前で待って、
登校してきたニタロウが現れたら、
登校途中の生徒のいる前で、
ニタロウに
「殺された娘の代わりに私と付き合ってください」
と土下座するんじゃ。
それだけじゃ。
あとはカミサンが決めることじゃ、あはは」
と
老人がナナの母親にはできないだろう
とバカにしたような笑い方をすると、
なんと、
母親は
「わかりました。
でも、
一人じゃ不安なのでご老人様も
一緒に明日学校へ付き合ってください」
と
老人に頭を下げたのでした。
すると老人は
「まあ、本当にやれるのなら付き合ってやろう。
まあ、町長選挙も近いんだからよく考えるんじゃぞ」
と言ってその場を去ったのでした。
そして、
翌日、
老人がどうせ来ないだろうと思って学校で待っていると、
まず、
ニタロウがやってきました。
ニタロウはびっくりしましたが、
一応、
「あのときはありがとうございました」
と
老人にお礼を言いました。
すると、
老人は
「いや、わしには関係ない。
カミサンのおかげじゃ。
それより、
無駄だと思うが、
ここで少し待っておれ」
と
老人はナナの母親が来ないとは思いつつも、
ニタロウにそう言ったのでした。
で、続きはケンタ」
と
ふうたはそう言って頭を下げてから笑った。




