「キモ男三人衆のカミサン伝説3」
たまおが、
「僕らの話しは前回の続きからでいいだすな」
と言うと、
みんな頷いた。
「たしか、そうだす。
ナナのいじめから少女を救うことを、
カミサンに頼むと言っても、
それなりの覚悟が必要だということで終わったんだすな。
じゃあ、行く出すよ。
ニタロウは、
老人にカミサンに頼みには覚悟が必要だと言われると、
「どういう覚悟ですか」
と訊いただす。
すると、
「それがのう」
老人はそこで少し考えただす。
ニタロウは老人の顔を見て、
「相当の覚悟が必要なのですね」
と
訊くと、
老人は、
「ああ、カミサンは気まぐれじゃからな。
失敗すると最低でもおぬしはその少女とは結ばれぬ。
最悪おぬしは死ぬ。
その覚悟はあるか?」
と真剣な顔で問うと、
「はい、迷いはありません」
ニタロウは即答しただす。
「そうか。本気じゃな。
では、今からその髪を剃れ、
そして、今夜、一睡もせず、
「次に告白する人をこの世から消してください。
カミサン、カミサン、カミサン」と復唱し続けろ。
そして、
明日学校に行ったら、
みんなのいる前で、
もちろん少女もいる前でナナに
「付き合ってください」
と告白しろ。
それだけじゃ。
あとはカミサンが決めることじゃ」
「何か怪しい話しですが本当なんですね」
と
ニタロウは念を押しただす。
「ああ、本当じゃ。
じゃが、
信じるも信じないもおぬしの自由じゃからな」
と
老人はそういうとどこかに消えてしまったのでした」
たまおは早くもここで一息ついた。




