「グループ毎の協議」
「じゃあ、グループ分けも決まったんで、
そうね。
約1時間だけ各グループで協議してね。
じゃあ、3時15分集合」
もとめは言うと
先に教室を出ていった。
「さあ、作戦会議だ」
と
賢明が威勢良く言うと、
残りの四人がついて行った。
「じゃあ、俺たちも行くぞ」
と
ケンタが言うと、
たまお、
ふうた、
みはるがついていき、
ひさめだけが寂しく取り残された。
「賢明くんラッキーだったわね」
「ああ」
「みはると3人衆取引してたのね」
「でも、勝つ自信あるのかな」
「あー、まさか。
ひさめの話しの続きか?」
「そうか。
みはるは知っているんだ」
「みはるって、賢いのかしら。
話題性で、
キモ男3人衆有利と見たのかしら?」
「それしかないだろう」
「ひさめともとめ先生が審査員だと、
こっちは不利ね」
「実力でやっつけるしかないわね」
「真カミサン伝説の論証行くか?」
「それしかないわよ」
まさか、
ケンタがドジ踏んだとは思ってもいない賢明と
サヤはかなり危機感を感じていた。
他方、
ケンタの部屋では
「ケンタ、ドジ踏んだな」
と
みはるが部屋の扉を閉めるなり言う。
「そうだよ。
永久のはずだっただろう」
と
ふうたも言う。
「どっちでも同じだろう」
「そうだすよ。
勝てばいいんだすよ」
「永久はいても役にたたないから、
それにみはるちゃんには、
例のカミサン伝説があるじゃん」
と
ケンタが言うと、
「そうか。
僕がひさめから聞いていたのがあるんだ。
ケンタって頭いいんだな」
と
みはるはすっかり勘違いしている。
ふうたは、
心の中でケンタはそんなことまで考えておらず、
ただドジったクセにと思ったものの、
結果的には正解だと思い直していた。
もとめは部屋に戻ると頭を抱え込んでいたが、
みはるがひさめの話しを知っていることを思い出し、
みはるかキモ男3人衆が気づいてくれれば、
と願っていた。
そして、
両グループに
2話披露させる作戦を考えついた。




