「選抜方法ともとめの不安と密談」
「で、
どのグループが勝ったのかを決めるのは」
と
今まで黙っていた永久が訊くと、
「もとめ先生とひさめちゃん、
みはるちゃんが投票して、
多数決でどう?」
と
ネネが言う。
「全部同点の場合は?」
「もとめ先生の意見を優先すれば」
と
今度はキミカが言うとみな頷く。
「じゃあ、決まっただすな。
早速始めるだすか」
と
たまおが言うと、
「そっちはいいけど、こっちはまだよ」
と
ネネが言い、
「午後からにしよう」
と
賢明が言うと、みんな頷いた。
「じゃあ、
午後は少し遅めに2時からにしましょう」
と
もとめは無表情でそう言うと教室を出ていった。
もとめは部屋に入ると、頭を抱えだした。
ひさめは多分永久のグループに投票する。
みはるも、
永久か賢明のどちらかだ。
みはるが永久を選んだらジ・エンド。
もとめはそう思うと、
頭がクラクラしてきて横になってしまった。
みはるとひさめは部屋で仲良く話しあっていた。
「ひさめは永久くんのとこにするんだろ」
「さあ、みはるは」
「さあ、キモ男以外に決まってるだろ」
「私もそうしようかと思ったけど、
永久くんとネネというのがちょっとしゃくなのよね」
「じゃあ、
キモ男にすればいいぞ。
それで、
永久くんと私を指名してもらえば」
「じゃあ、
みはるもそうしてよ」
「ちょっと、
交渉に行くか?」
「でも、
審査員だから見つかったらまずいわよ」
「じゃあ、こうしたらいいぞ。
キモ男3人衆に決まったら、
すぐ、
ひさめが仲に入って話しをするんだよ。
それで、
3人に
オタクうけするひさめがいつものように頼めば、
あの3人ならイチコロだぞ」
「そうかな、
でも、先に永久くん選んでくれるよう頼むになんとなく」
「それなら、
先に僕を選ぶよう頼んでくれよ。
そしたら、
僕が永久くんを指名するようあいつらに頼むから」
「それいいわね。そうしましょう
ひさめとみはるは話しも聞かずに、
結論をもう決めていた。




