「祈るもとめと想定外の出来事」
もとめは賢明とサヤの意見を聞いて、
サヤが賢明と組めればいいと言ったので、
賢明の意見がとおると確信していた。
問題はキモ男組が勝てるか、
みはるがすぐ治るかだった。
とにかく後は祈るしかなかった。
翌日、朝食後、
もとめが教室に行くと、生徒が揃っていた。
驚いたことにみはるも元気そうに座っていた。
「みはるさん大丈夫なの?」
「一晩寝たら、全然めまいも頭痛もしないの」
と笑った。
「よかったね、みはる、辞退しなきゃよかったのに」
「いいよ。
男がいったん決めたことだから」
とみはるがみんなを笑わせる。
「それじゃあ、グループ分けに入りましょうか」
すると、ケンタが
「みはるちゃん元気になったんだから、
グループ分け変える必要ないんじゃないか」
と
突然言いだした。
「そうだすな。
みはるちゃん可愛そうだすよ」
とたまおが言い、
「そうよ、みはるがいいわよ」
とひさめまで言いだす。
しかし、賢明とサヤが、
自分の意見が通らなくなったのが面白くなかったのか、
「でも、
一度決めたことを変えるのかどうかな」
「そうよ」
と二人で反対した。
すると、
ふうたが、
「二人出来てるんだろう!
みはるちゃんがせっかく回復したのに反対するなんて鬼だな」
と、
とんでもないことを言ってしまったので、
話しはややこしくなってしまったのだった。




