「もとめと賢明とサヤ」
もとめは賢明の部屋を訪れた。
もとめの訪問に賢明は予想どおり
という感じで笑顔で待っていた。
「重要なことだから、
明日のグループ分けについて、
どう考えているかもう少し詳しく意見を聞きたいの。
今日はいろいろあって疲れているところなのに、
悪いけど、もう少し時間くれるかな」
と
もとめが言うと、
「重要なことですからね。
いいですよ」
と
賢明は笑った上、
「僕ははっきり言って、
もうグループ分けは決めてます。
僕の方は、
僕、サヤちゃん、キミカちゃん、ネネちゃんです。
みはるちゃんが元気なら別ですがね。
で、勝ったら、永久を選びます。
反対は今はずれたメンバーです」
とはっきり言った。
「理由は?」
「まず、中身で勝負したいからです。
それとルックスも今のメンバーならひけはとりません。
キモ男三人衆も話題になるでしょうが、
でも頭がないとね。
それに、
みんなすぐあきますよ」
と
賢明は明確に自分の意見を言う。
「そうよくわかりました。
ありがとう。
サヤさんの意見も平等に聞いて、
決めさせていただきます」
もとめは無表情で賢明の部屋を出たが、
これでいいと思っていた。
次にサヤの部屋を訪問する。
「ごめんなさいね。
お疲れののところ」
もとこが言いかける前に、
「グループ分けのことですね。
もう少し詳しく意見を聞きたいのですよね」
と
サヤがストレートに言うと、
もとめはただ頷いた。
「私は、
私と賢明くんが組めればそれでいいと思っています。
やはり、
コンクールは中身で勝負したいと思っていますから」
「じゃあ、他の3人は」
「誰でもいいです。
まあ、みはる、永久くん、キミカあたりが理想かな。
そんなところです。
多分、みはるは大丈夫ですよ」
「みはるさんはそうかもね。
どうもありがとう、
参考にさせてもらいます。
では、おやすみ」
もとめは
やはり無表情でサヤの部屋を出ていった。




