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「みはるとサヤの声」
みはるは、
例の扉のある部屋から冷蔵庫のある部屋に行った。
喉が渇いていたので、
何か飲めないかと探していたのだ。
みはるは複数ある冷蔵庫の中から、
入り口に近い冷蔵を開けた。
缶コーラがすぐ目につく位置においてあった。
そのとき、
「みはる」
と呼ぶサヤの声が聞こえたが、
喉の渇きには耐えられず、
一気に半分飲んだところで、
「ふー」
とため息をついたとたん、
急にクラクラとめまいがした。
「みはるちゃん、
賢明が見つかっただすよ」
と
意識が遠のく中でたまおの声がしたので、
そっちへ行こうとしたら、
足がふらつき、
転んだ拍子に頭を部屋に会ったテーブルに
ぶつけてしまった。
「みはるちゃん」
「みはる」
「みはるちゃん、俺、賢明だよ」
「私、みんなに報告してくるから、みはるを探してきて」
サヤは地下室の入り口へ向かった。
「あいつぜんそく持ちだから、
喉が渇いて何か飲み物探しに行ったんじゃないか」
と
ケンタが言う。
「いやー、ここのは飲めないよ。
俺も飲もうかと思ったら、凄い古いのばかりだったからな」と
この辺をうろつき回って詳しい賢明が言う。
「だすが、賢明とみはるでは頭が違うだすからな」
と
たまおは言った。




