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「消えた賢明2」
サヤたちは移動できる範囲を探したが、
賢明はいなかった。
いくつか鍵がかかった扉があるため、
先に進めなかった。
モニター室のようなものがあり、
リビングと屋敷の外周を写しだしていた。
「おかしいわねえ」
「本当に地下へ降りたのかよ」と
みはるが言うと、
「間違いないわよ。この髪見てよ」と
サヤは言う。
「うーん、ここのどこかに鍵があって、
賢明はそれを見つけて、
扉を開けたんじゃないだすか」と
たまおが言うと、
「それしか考えられないわね。」
「なら、ここで待ってるしかないな」と
ケンタが言うと、
「そうねえ」と
サヤは考えている。
「上への扉が開かないなら、戻ってくるだろ」と
みはるも言う。
「なんか飲むものあるだすかな」
「古いからやめておきなさいよ」
「そうだすな」
「サヤちゃんたちが隠し扉を開けてから
どのくらい経つだすかな」
「うーん1時間ちょっとかな」
「なら、きっと戻ってくるだすよ」
「俺とみはるちゃんで中間報告してくるから
ここで待ってろよ」とケンタが
言うと、
「僕もか」
「二人で動いた方が安全だ」
「そうか」
ケンタとみはるはサヤとたまおを残して、
入ってきた方に戻っていった。




