「いざ地下室捜索」
「えー、先頭は私が行きます。
男子は一応扉は4つだと仮定して、
一番上にもとめ先生と永久くん、
段ボールも置いてもらいます。
すぐそこの扉は、
ひさめさんとふうたくん、
もちろん、
段ボールも、
そして、
その下はキミカさんとネネさん、
ダンボもね。
持つのは、
その先のたまおくん持ってね。
そして、
4つめの扉はケンタくんとみはるさん、
それで扉が終わりだったら、
私とたまおくんで探しに行きます。
扉が4つより少なかったら、
残った人で探しに行きます。
どうでしょうか?」
サヤの考えには誰も反対しないが、
ふうたが、
「何で、たまお何だ?」
と訊くと、
「一番、
発想がユニークそうだから」と
サヤが言う。
サヤの本音は、
永久は頼りにならなそうだし、
かと言って、
キモ男で一番マシなのはたまおだから
そうしただけだったのだが、
そうはもちろん言わなかった。
「なるほど、
こいつ変わってるからな」
ふうたはすぐ納得する。
結局、オートロックの扉は3つしかなく、
また、
扉の先に入った瞬間決して明るくないが、
照明がつくしかけになっていたので、
簡単に地下へいくことが出来た。
中は少しかびくさかったが、
スイートルームのような立派な作りだった。
残ったサヤ、
たまお、
みはる、
そして、
ケンタは、
大声で賢明の名を呼ぶが、
応答はなかった。




