「ひさめと永久の真?カミサン伝説12」
キミカはみはるをちらっと見ると、
「さすが、たまおくん。
大目玉編は、
眼球をくり抜いた人物が信じていただけで、
大目玉編は、
実はでたらめの話しというオチなワケね。
ひさめたちの話しでも、
決して、
大目玉編が正しいということまでは断言していなかったし、
生首を切断した人物の狙いは、
大目玉編が正しいのかどうかの確認にあったワケだからね。
そうすると、
バチがあたるのは、
邪心をカミサンに見られないように、
眼球をくり抜いた人物ということになるワケね」
キミカがそこまで話すと、
たまおがにやりと笑って、
「それが僕が考えたうちのひとつのパターンだす」
と言ったのだった。
「ひとつのパターン?」
キミカが訊くと、
「そうだす。
それが普通のパターンだす」
たまおが、
まだ、
にやけながら言う。
「じゃあ、
もうひとつのパターンは?」
キミカの問いに、
「もうひとつじゃないだすよ」
たまおは、
キミカの反応を確かめるように、
またまた、
にやけて言った。
「たまお!
にやけてないで、
はっきり話せよ」
横からみはるが言うと、
たまおのにやけた態度に
みはると同じように思ったのか、
キミカは、
みはるを制止することはせず、
「たまおくん、
いつまでも、もったいぶらないで、
全部話してよ」
と、
普段より怖い顔をして、
たまおに言ったのだった。




