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「ひさめと永久の真?カミサン伝説8」


 ネネの言葉を聞いたみはるが、

 「僕はさっぱりアレみてもわからなかったぞ。

たまお! 意味、教えろ!」

と、

 みはるがひさめがいないので、

 いつもの調子で

たまおに命令するように言った。

 「わかっただすから、

暴力はふるわないでくれだすよ。

 アレはだすな。

 ひさめちゃんたちが説明したとおり、

 今回の殺人犯が殺した人物のリストなんだすが、

 殺された日にちの間隔とかを見るとだすな、

 ちょうど、

 最初に首を切断された被害者が出る前に、

 既に10人以上も殺されていたこと

などを示すものだと思うんだす。

 しかもだすな。

 カタロウが

夜回りしている間にも殺人事件は起きているんだすよ。

 要するにだすな。

 あの資料自体は、

 例の事件では、

 殺人犯、

 殺人犯が殺した死体から首だけを切断し、

切断した生首をカミサン公園に運んだ人物、

 そして、

 生首をカミサン公園に取りに行き、

 いったんどこかで眼球だけをくり抜いて

それをカミサン公園に戻した人物、

 すなわちカタロウを殺した人物、

 合計3人が存在したことになることを意味するんだす」

 たまおがそこまで話すと、

 「たまおは例の殺人事件の日付まで覚えてたのか。

 見直したぞ」

と、

 みはるが感心したように言うと、

 「おバカ。

 このコピーの殺人事件があった日の間隔に、

 一定の空白期間があるでしょ。

 そこから、

 たまおくんがさっきの結論を出したのよ」

 キミカがみはるに説明すると、

 「おー、そうか。

 うーん、

 僕はそれさえ気づかなかったぞ」

 「俺も」

 みはるとケンタが順に言ったので、

 「だば、ここまではいいだすよな」

と、

 たまおが言うと、みな頷いた。

 「問題はだすな。

 例の殺人犯が殺した死体を何故か見つけて、

 その死体から、

 わざわざ首を切断してカミサン公園に運んだ人物と、

 生首をカミサン公園から拾ってきた生首から

眼球だけくり抜いて、

 また、

 カミサン公園に置いて、

 カタロウまで殺した人物、

の話しを、

 この先、

 どう真カミサン伝説である

と論証していくのか、

 なんだすよ。

 カミサン伝説のポイントを


 狂信


に置くことはわかっているだすがな」

 たまおがそこまで話すと、

 キミカが、

 「たまおくんは

もういくつかのパターンは考えてるんでしょう」

と訊くと、

 「たまおはいくつか考えついたから、迷ってるんだろ」

と言って、

 ふうたがにやりと笑った。


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