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「ひさめと永久の真?カミサン伝説6」
「今度は、
ゆっくり見てもいいだすか?」
「ええ、もちろんです」
たまおの言葉に、
ひさめは笑顔で答えた。
「二人で見ようぜ」
たまおの横にふうたが行き、
そのコピーを覗き込む。
たまおとふうたの二人が、
じっとそのコピーを見ていると、
「見た、あのひさめの顔」
「もちろんよ。
自信満々というより、なんというのかなあ?
妖しいって感じの笑顔よね」
「妖しい? キミカらしい表現ね。
でも、ひさめたちの話し、
なんとなくわかってきたでしょ」
「そう?
ネネは凄いわね。
さすがひさめのライバル」
「やめてよ。
誤解されてるんだから」
「なら、
わからないフリしていた方がいいわよ」
「そうね。
あの二人に任せましょう」
ネネとキミカは、
ひそひそ話していたが、
ひさめは気にする様子はなかった。
しばらくすると、
「俺も後ろからでいいから、
そのコピーを見たいな」
と、
賢明が言うと、
「私も」
と、
サヤも言って、
そのまま、
たまおとふうたの後ろに回り
コピーを覗き込んだのだった。
「どうせ、僕たちはな」
「たまお、ふうたにわからなければ無理だよな」
ケンタとみはるは、
そのコピーを見てもわからないと思ったのか、
そう言って、
二人揃ってあくびをした後、
顔を互いに見合わせて笑ったのだった。




