「ひさめと永久の真?カミサン伝説3」
「はい」
「ええ、それで結構です」
永久とひさめは顔色も変えず、
たまおの質問にそれだけ答えた。
「そうだすか。
だば、僕はもういいだすよ」
たまおは相変わらずにやにやしながら、
それだけ言った。
「他のみんなもいいかな」
と言って、
永久は他の7人の生徒達の顔見回すと、
「じゃあ、
特にここまで話したことで
他に確認することはないみたいだから、
話しを進めるよ。
一部の方はもうご存じかもしれませんが、
カタロウを殺し眼球だけをくり抜いた犯人は
いまだに見つかっておりません。
それから、
猟奇的な殺人事件もカタロウが殺されてからは
一切起きておりません」
ここで、
ふうたが手を挙げたが、
「まだ、話しの途中ですから、
質問などは後にしてください」
永久ではなくひさめがふうたの方を見て言った。
「ありがとう。ひさめちゃん、
では、続けます。
カタロウが殺されて、
猟奇的殺人事件は起きなくなったのです。
それは、
猟奇的殺人事件の犯人はカタロウの考えとは違って、
既に逮捕されていたからです。
もう一部の方はお気づきですね。
猟奇的殺人事件の犯人が逮捕されて、
生首が手にはいらなかったのに、
何故、
カタロウを殺した犯人にとって、
カタロウが邪魔だったのか?
生首がないのなら、
カミサン公園に行く必要もないのですから、
カタロウが邪魔になるはずはないからです。
ですが、
カタロウは殺されました」
永久は、
そこでそっと周りを見回すと、
また一息いれたのだった。




