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「まさか地下室へ」
「でもさあ、あの二人いくら自信家っていっても、
落とし穴あること知っていて外にでるかなあ」と
永久が言う。
「そうだすな」と
たまおが言うと、
もとめが急に思いだしたように、
「あー、もしかして?」と
大声をだす。
「どうしたんですか」と
キミカが訊くと、
「話してなかったかしら、
この屋敷には地下室があるんだけど、
入り方は難しくて暗証番号もあるから
普通なら入れないんだけど、
あの二人のことだから何かで気づいて、
入っちゃたんじゃないかしら?」と
もとめがやや青ざめた顔で答えると、
「でも、先生、それならいずれ戻ってくるでしょう」と
ネネが言うと、
「それが、
地下室へ入る扉はオートロックでしかも地下からは扉は開かないの」と
頭を抱えてもとめが言うと、
「じゃあ、
これから言って開けてあげればいいだすよ」と
たまおはあっさり言った。




