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「賢明とサヤと消えたもとめ」
「ねえ、
何で、もとめ先生、戻ってこないの?
それに、
どうしてひさめがあんなに不機嫌なワケ?」
サヤが賢明に訊く。
「詳しくはわからないけど、
たまおが何か仕組んだことには間違いない
と思うけどなあ?」
「たまおくんが?」
「そう」
「でも、
何で、
たまおくんともとめ先生が組むのよ?」
「いや、
組んだかどうかはこれから探してみない
とわからないよ。
とにかく、
もとめ先生の部屋に行ってみよう」
賢明は、
そう言うと、
賢明が何故そんなことを言ったのか
理解できないでいるサヤを後にして、
もとめの部屋に向かった。




