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「ひさめと永久の大目玉編4及び5及び6」


 「そういう疑問はたしかにあります。

 しかし、

 先ほど話した二人の一人が、

 真犯人以上に邪悪な人物だったら、

 どうなるでしょうか?」

 ひさめはまた話す。

 「じゃあ、

 もう一人の人物は真犯人の犯行を楽しんでいた

というのか?」

 ケンタは訊く。

 「そうだとしたら、どうなります?」

 「そうだな。

 犯行を阻止しないなあ。

 でも」

 ひさめの言葉に、

 ケンタは何か考え込んだ。

 「では、

 話しを続けさせてもらいます」

 今度は永久が話しだした。

  「えー、

 カタロウを殺した人物についてまずお話しします。

 二人の人物にとって、

 カタロウは邪魔だったのです」

 「あのー?

 二人の人物のうちの一人は目が見えないんですよね」

 永久が話し始めたところで、

 サヤが話しをまるで遮るかのように、いきなり質問をした。

 「あのー、サヤさん、 

 質問は後にしてくれる?」

 ひさめがサヤにそう言うと、

 「ひさめちゃん、

 その程度はかまわないよ。

 実はさあ?

 なんで、

 サヤちゃんがわかりきったことを質問したのか、

 ちょっと気になるんだあ」

 永久が笑って言う。

 「永久くんがいいなら、私は」

 ひさめはすんなり引き下がる。

 「すいませんでした。

 補欠なのに、

 わかりきったこと訊いちゃって、

 でも、

 どうしても気になったことがあるので?」

 サヤは気まずそうに言う。

 「何?」

 「目が見えない人が、

 どうやって観月のホームページを読めたんでしょうか?

 私には、

 理解できません」

 「おお、そうだすなあ?」

 「ああ」

 サヤの素朴な疑問に、

 たまおとふうたがほぼ同時に声をあげた。




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