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「大目玉編7及び8」


 「何二人でいちゃついてんの?」

 ケンタとみはるが仲良さそうに、

 大目玉編が載ったコピー

を見て考え込んでいるところに、

 もとめが、

 いきなり現れた。

 「違うんだ!」

 「先生、誤解です。俺たち違います」

 「何、二人でムキになってんのよ。

 冗談だったんだけど、本気なの?」

 もとめがわざと二人を冷やかす。

 「違うぞ!」

 「本当なんだって、

 この目玉編のことで話し合ってたんだから」

 ケンタはムキになって、そう言うと、

二人の解釈をもとめに話した。

 「あら、そう。

 でも、最後まで読んでないでしょ?」

 もとめはそう言うと、

 二人に大目玉編の自分の解釈を話したのだった。

 「大目玉編というのは、

 カミサンよけの話しなんですか?」

 ケンタがもとめの解釈を聞いて、

 そう質問する。

 「私の解釈ではね。

 でも、

 ねえ、

 そのコピーに載っている話しも、

 今話しながら読ませてもらったけど、

 大目玉編の亜種かもしれないのよ。

 といっても、

 大目玉編自体が、

 カミサン伝説からはずされたんだから、

亜種というのも変なんだけどね」

 「先生のお話しですと、

 大目玉編で、

 くり抜いた目を育てて大きくする

というのも、

 カミサンよけの効果にもなる

ということですけど、

 それはどういうことなんですか?」

 「ああ、

 それは、

 カミサンは、

 もともと目しかないという話しがあるからなの。

 そのコピーが亜種というのは、

 そのこと。

 私が最初に読んだ伝説では、

 目はカミサンの分身。

 ある意味スパイみたいなものなの。

 だから、

 邪心があるか否か、

 目を通じて、

 カミサンが理解するワケなのよ」

 もとめの話しを聞いて、

 ケンタとみはるは、

 余計、

 カタロウ編との関係がわからなくなってきた。


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