311/353
「大目玉編4及び5」
「そして、
何より重要なのは、
カミサンのバチもまやかしなのである。
だから、
目さえなければ、
そのまやかしにごまかされることはない。
そう、
カミサンのバチを避ける唯一の方法
は見えなくなることなのである。
目さえなければ、
カミサンのバチがあたることはない」
「あー、そういうことか?
わかったか、みはる?」
「まだ、続きがあるんだけど、
ケンタ、どういうことなんだ?」
「大目玉編は、
カミサンのバチを避ける方法
が書かれた伝説なんだよ!」
「ああ?」
みはるは、
まだ訳がわかってないらしく、
ケンタの方を見た。
「みはる、わからないか?
いいか?
この伝説では、
というか、
この伝説を信用すると、
目が見えない人間には、
カミサンの罰は当たらないことになるんだよ」
「おお、そういうことか。
でも、
被害者の眼球をくり抜いても意味ないじゃないか?」
「ああ、そうだよな...」
ケンタとみはるは顔を見合わせた後、
互いに何かに気がついたのだった。




