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「大目玉編2」
「カミサンは善ではない。
カミサンは争いは嫌いではない。
カミサンは
ただ自分の好奇心を満足させるためだけに、
動物に目を与えたのだ。
カミサンはそうして動物たちを見て、
楽しんでいるのだ。
だから、
決して、
カミサンを信じてはならぬ」
「何だ? これ?
ケンタ、ふざけて読んでないか?」
「みはる!
俺にそんな頭あると思うか?」
「そうだな! でも、変だぞ。
カミサンを信じるなって?
おかしいだろ!」
みはるがそう言って、
ケンタの方を見ると、
ケンタはまた続きを読み始めた。




