306/353
「真カミサン伝説?カタロウ編15」
「まさか?そのコピー。
はずされた大目玉編が書かれたいるんじゃないのか?」
ふうたがひさめがコピーを示す前にそう発言する。
「大目玉編だすか?」
たまおもびっくりしたように言う。
「それって」
賢明も予想外だったという顔をするが、
「やっぱり」
キミカだけが小声で呟く。
「みなさん、ご存じなのですか?」
ひさめがわざとらしくそう訊く。
「なんだよ?それ?」
ケンタがひさめの顔を見る。
「ケンタとみはるちゃんくらいかな、
知らないのは?」
ふうたがそう言う。
「ケンタ、
僕らはいいだすから、
そのコピー読んでみるだすよ」
たまおはふうたの顔を見た後、
そう言う。
「ああ、
それからみはるちゃんにもねえ」
ふうたがそう言うと、
「ねえ、これを二人が読んでいる間、
休憩にしない?」
キミカがそう提案する。
「そうですねえ。30分で充分ですよね」
ひさめが真っ先にそう言ったので、
誰も反対はしなかった。
「ねえ、賢明くん、
大目玉編がどうカタロウ編と関係するの?」
サヤが小声で訊くと、賢明は黙って、
教室のドアを見た。




