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「真カミサン伝説?カタロウ編14」
「えー、
では、私が話しを続けます。
何故、眼球が忌み嫌われたのか?
実は、
短絡的なことだったのです。
人の眼球が、
何のためにあるかを考えればの話しですが。
えー、
人の眼球は、
もちろん何かを見るためにあるのです。
では、
それを奪ったらどうなるか?
見えなくなりますね。
眼球をくり抜いた人物の意図は、
ただそれだけだったのです。
見えなくするために眼球をくり抜いたのです。
見えなくするために眼球をくり抜く?
普通ならそんなことはありえません。
実際、
もう見ることができない死体からも
目をくり抜いているのですから。
私は、
最初この話しを兄から聞いたときは、
正直、
兄の作り話だと思いました。
でも...」
ひさめはそこまで話すと、
永久から、
何かがコピーされた紙を受け取って、
それをみんなに示そうとした。




