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「真カミサン伝説?カタロウ編4」
「はー。
みんな納得してないみたいだね」
永久は苦笑いしながら、
ひさめの方を見る。
「永久くん、
話しを続けちゃったほうがいいんじゃないかしら。
いきなり、
そういう話しをしたって、
みんなをびっくりさせるだけよ」
ひさめはそう話しながら、
他の生徒たちの顔色をうかがう。
「わかった。
続けるね。
では、話しが唐突でしたので、
話しを前に戻します。
えー」
永久はそうは言ったものの、
どこから話しをしようか迷っていた。
すると、
ふうたが、
「あのさー、
30人殺しの犯人とカタロウが見た
とかいう問題の人物が違うところまではわかったから、
そこから話してくれよ」
と、
にやにやしながら言う。
「ああ、そう」
永久は、
何故かちらっとひさめの顔を見てからそう言う。
すると、
今度は、
たまおが、
「ちょっと待っただすよ!」
と、
手を挙げた。




