表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

293/353

「真カミサン伝説?カタロウ編」


 「えーでは始めますが、

どこから話したらいいかな?」

 永久がそう言うと、

 「真犯人が逮捕されたところからで

いいんじゃないか?」

 ケンタが言う。

 「概要だけは

簡単にもう一度説明した方がいいんじゃないかしら」

 もとめがそう言うと、

 「あー、概要ねえ」

 ケンタはぼっそっと言い、

他の生徒も頷いた。

 「えーでは、カタロウの概要を」

 永久はカタロウ編の概要を話し始めた。

 「ざーっとカタロウ編の概要をお話しましたが、

何か質問はないですか」

 永久がそう訊くが誰も手をあげない。

 「では、続けます。

 例の30人殺しの犯人は逮捕されました。

 しかし、

 逮捕された犯人は人殺し自体は自白しましたが、

 首の切断と眼球のくり抜きについては

一貫して否認していたのです。

 ですが、

 結局、

 その犯人は、

 30人も殺しているので、

 どうせ死刑だと諦めたのか、

 裁判が始まってからは、全部認めて、

そのまま死刑になったのです。

 犯人が、

 首の切断と眼球のくり抜きを、

 裁判が始まるまでは一貫して否認していたことは

一切報道されていないのです。

 まあ、

 30人も殺した異常な犯人のことだから、

信用されなかっただけのことかもしれませんが。

 で、話しを戻します。

 犯人の最初の自白が本当だとすると、

 死体の生首を切断し、

眼球をくり抜いた人物は、

 別に存在することになるのです。

 さて、

 ここからがカタロウ編が

真カミサン伝説であることの論証にもなるので、

 ゆっくりと話をさせてもらいます」

 永久はそこまで話すと、

 ひさめの顔を見て笑った。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ