表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

288/353

「他の部屋で」

 

 「ひさめちゃん、

 今度は、

多分、あの4人が相手になりそうだけど勝てるの?」

 永久の部屋では、

 永久が心配そうな顔でひさめに訊く。

 「ごめんなさい。

 それは正直わからないの。

 でも、ネネだけには勝ちたいの」

 ひさめは、

 永久に少し甘えるように言う。

 「ネネちゃんだけにねえ?

 うーん?

 やっぱり、

 ひさめちゃんはネネちゃんが嫌いなんだね。

 八百長の話しが出たときも、

 おかしいとは思ったんだ。

 でも、どうして?」

 鈍い永久が訊くと、

 「なんとなく、

 あの自信満々な態度がねえ。

 私

ってイヤな女なのかなあ。

 永久くん」

 「いや、そんなことはないよ。

 俺も賢明は好きじゃないからなあ。

 似たもの同士だね」

 永久はひさめの気持ちも知らず、

 呑気そうに笑ってみせる。

 「似たもの同士?

 そうねえ。 

 じゃあ、一緒にがんばろう!」

 ひさめは嬉しそうに笑った。



 「なんだ。

 サヤも賢明も勉強ばかりしてる割には

ゲームが強いじゃないか」

 ケンタの部屋では、

 ケンタ、みはる、

 サヤ、賢明が楽しそうにゲームをしていた。

 「ゲームをしてるときは、

 サヤもいい奴なんだな」

 みはるが笑いながら言う。

 「ゲームをしてるときは?」

 「せっかく楽しんでるだから、

 あまり突っ込むのやめなよ。

 サヤちゃん」

 「そうだな。

 みはるも一言多いだよ。

 これがひさめちゃんだったら、

 また、

 叩かれてるぞ」

 ケンタがそう言うと他の3人が笑う。

 「でもさあ、

 合宿も長くなると、

 みんな、本性でるよなあ。

 特にさあ...

 いや、何でもない」

 賢明は、

 特に女子はと言おうとしたが、

 そこでやめて笑ってごまかした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ