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「各部屋で」
たまおの部屋では
たまおとキミカが笑っていた。
「二人とも勘違いしていたようだすなあ」
「うん。
でも、
これであたしにもチャンスがでてきたのかなあ」
「そうだすな。期待しないでがんばるだすよ」
「期待してでしょう」
「期待しないでで、いいんだすよ」
二人は笑った後、
「問題はひさめよね」
「そうだすよ。ひさめちゃんは怖いだすよ」
と真顔で言った。
ネネの部屋では、
ふうたとネネが話し合っていた。
「あいつら本当ずる賢いよなあ」
「ずる賢いのはキミカよ。
最初から引き分けのつもりなのに、
あんなおおげさな演技をして。
とにかく、
ひさめの代わりを狙ってるんでしょう。
「わかんないよ。
実はネネちゃんの代わりだったりして」
「ふうたくんまで意地悪言わないでよ」
「冗談、冗談」
教室では、
他の生徒ともとめが
たまおたちが戻るのを待っていた。
「先生、
あの4人が対決を断ったらどうするんですか?」
サヤが質問する。
「うーん。そうねえ。
あれが八百長だったら...
うん。
その話しは。
そうねえ」
もとめが考え込むと、
「だったら、
私と永久くんを入れた3組で対決します。
それなら、
もう八百長もできないでしょう!」
ひさめが、
少し怖い顔をしてそう言った。




