「たまおの部屋で2」
「オタクたちは結構いいコンビだな。
で、
そんなことはどうでもいいけど、
さっきも話したけど、
俺たち、
また必ず再対決させられるからな」
「どうしてだすか?
引き分けで無事、
終わったじゃないだすか?」
ふうたの言葉に
たまおは、
にやけながらそう言う。
「とぼけるなよ。
とっくに、わかってるんだろう?
ああ、そうか。
わかったよ。
頭を下げればいいんだろう」
ふうたとネネは、
たまおとキミカに頭を下げる。
「なんのことかしら?」
「なんだすか?」
「たまお、まだ、とぼけるのか?
てめえ!
ネネちゃんをみはる化させるぞ!」
「ふうたくん、
みはる化だけはやめてよ」
本当に怒り出したふうたの肩を、
ネネが笑って軽く叩く。
「たまおくん、
このくらいでいいんじゃない。
二人が、
こうして頭を下げてくれたんだから、
もう意地悪やめて、
次のこと話し合わない?」
キミカが、
たまおの顔を見てにっこり笑う。
「わかっただすよ。
次、
負ければいいんだすな」
「やっぱり、
たまおはたまおだ」
ふうたが急にたまおに抱きつく。
「キミカ。
やっぱり凄いわ!
ありがとう」
ネネもキミカの手を握る。
「何が凄いのよ。
調子がいいわね」
「そうだすよ」
「負けるのはいいだすが、
僕たちにも条件はあるだすよ」
たまおはキミカの顔をちらっと見た後、
にやりと笑った。




