「教室で3」
「でも、
今回はカミサン伝説からはずせない伝説はどれかの話しで、
真カミサン伝説の話しじゃないから、
カミサンが紙の人形に宿ってるみたいな話しだから、
これだけでダメってわけではないけどね」
賢明は補足する。
「私と賢明くんは、
まったく正反対の意見ね。
今度は永久くんの番よ」
ひさめは永久の方を見る。
「うーん、
ひさめちゃんの話したこともよくわかるし、
賢明の話したこともわかる。
どっちかと言われると、
やはり、
たまおたちの方が、
作戦的には上だと思うけど、
やっぱり、
カミサン伝説の恐怖はバチというより、
信じられない話しを信じて、
それが本当になるということだから、
カミサン伝説のポイントを掴んでいるのはふうたたちだ
と思うな」
「なんだよ、永久、
どっちなんだよ。
男ならはっきりしろよ」
みはるが口を出すと、
「永久くんまだ話しの途中なのよ。
みはる!
その口糸で縫ってあげようかか!」
ひさめがそう言って、
みはるの口をつねる。
「いー。ごめん。つい」
「じゃあ、続けるよ。
でも、
ふうたたちは、
カミサン伝説の重大ポイントを指摘したところはいい
と思うけど、
どのカミサン伝説を残すか
という今回のテーマについては結論は言ってても、
説得力のある意見は言ってない。
そうすると、
どっちも不充分だから引き分け。
それが、俺の意見」
永久が話し終えると、
ひさめたちはもとめの方を見た。




