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「二日目の発表会」
午後1時になると生徒は全員教室に揃っていた。
最後に黒服、
黒縁眼鏡姿のもとめが現れれた。
「では、二グループとも発表いいかしら、
順番はどうします」
「こっちはどっちでも」
「私たちも」
双方自信があるのか、余裕をもって言う。
「じゃあ、キモ男たち行け」
と
みはるが言うと、
「俺も」と永久が自分の顔を指さすと、
みんな笑う。
「じゃあ、たまお話せよ」
と
永久が言うと、
「じゃあ、話すだすけど、みんな驚くんじゃないだすよ」
たまおは自信を持って立ち上がり、
もとめが立っていた教壇の前に立つと鼻をひくひくさせる。
「えー、まず、カミサン伝説の編名は、ニタロウ編だす」
「何?」
賢明が思わず声をあげた。
もとめが話したカミサン伝説の主人公の名と
まったく同じだったからだ。




