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「続たまお、キミカVSふうた、ネネ7」
「じゃあ、1分だけよろしくね。
みんなも待っててね」
ネネは愛想良く言うと、
ふうたに囁く。
「ねえ、ふうたくん。
ユリ編なんてあり得ないでしょう。
盲目の少女が、
生きている人の眼球をくりぬいて、
しかも、
目が見えるようになってから、
くり抜いた眼球をいれたアルコールの瓶を見ると、
自分の眼球がそこにあったなんて、
盲目の少女がそんなことできるわけないし、
自分の眼球なんてわかるわけないわよね?
だから、
まったく支持されてないのよねえ」
「まあ、
それもそうだけど、
話しを目玉から、
足とかに変えれば、
辻褄はあいそうだからなあ。
それよりも、
アヤメ編と同じで、
邪心を持ってるからありえないよ」
「でも、あの二人の余裕、何?」
「たまお得意のはったりだよ。
はったり!
こっちが下手に答えるのを誘ってるだけだよ」
「もう1分経ちましたけど」
ネネとふうたが、
こそこそ話していると、
ひさめが催促するように言う。
「はい。
じゃあ、後5秒だけください」
ネネはひさめにそれだけ言って、
ふうたの方を見ると、
「とにかく、
ここは俺に任せてよ」
と、
ふうたはそっとネネの耳元で囁いた。




