261/353
「続たまお、キミカVSふうた、ネネ5」
「うん、
本当は俺たちも最初は何か選びたかったんだよ。
例えば、
他に狂信と言えば、
勘違編がまず思いついたんだけど。
けっこう有名だから、
みんなも知っているよな」
ふうたがみんなの顔を見ると、
全員頷く。
「でも、
やはり、
アレも邪心を持ってカミサンに祈って、
それが実現しちゃう話しだから、
やめたんだ。
で、
そうやって、
探していったら結局なかったんだよね。
今認定されているカミサン伝説には。
だから、
俺たちはそういう結論になったんだ」
ふうたがそう言うと、
今度は、
たまおが、
「キミカちゃん、
僕からいいだすか」
と訊くと、
キミカはにっこりと笑って頷く。
「ふうた、他になかっただすか?
本当にそうだすかあ?
例えば、ユリ編はどうなんだすか」
「何とぼけたこと言ってんだよ。
ユリ編は問題外だろう」
「そうだすかなあ。
狂信という点ではアヤメ編に並ぶと思うだすけどなあ」
たまおは笑った。




