「続たまお、キミカVSふうた、ネネ4」
「アヤメ編の欠点は、
たまおもよく知っているよなあ」
今度はふうたがたまおも見る。
「だすから、
僕たちは選ぶのをやめただすよ」
「まあ、そういうことか」
「そういうことって何よ」
キミカが、
ふてぶてしいふうたを睨む。
「今日のキミカちゃん、怖いな。
冗談。
えー、
アヤメ編の最大の欠点は、
邪心を持った人間の祈りを
カミサンが叶えることなんだよ。
それはみんなわかるよな」
「美しくなるために、
二人の人間を殺すんだからな。
それは僕にもわかるぞ」
みはるはそう言ったあと、
ひさめの方を見て黙り込む。
「ええ、ふうたくん続けてください」
ひさめはみはるをちらっとだけ見て、言う。
「それに、
アヤメ編が一部で真カミサン伝説だ
と支持されている理由もよく考えると、
おかしいからね。
アヤメ編が支持されている理由の一つに、
美男美女の行方不明率が上がっている
ということが言われているけど、
あの伝説では、
美男美女が生き残るんだから、
美男美女の行方不明率が上がるはずはないんだよ。
それは、
たまおもよくわかっているよなあ?」
「わかってるだすけど、
主人公も実はそれなりの美女だった
という反論はあるだすよ」
「まあ、
アヤメ編を支持する人間は
そう言ってるけどな。
でも、
屁理屈だと俺は思う」
「そんなことはわかってるわよ。
今はアヤメ編の話しじゃないでしょう?
狂信がそんなに重要だ
と考えるなら、
他にもそれが出てくる伝説はあるでしょう!
それなのに、
何故、
ふうたくんたちはそれを選ばなかったのよ?」
ふうたに怖い
と言われたキミカは作り笑顔でそう言った。




