「続たまお、キミカVSふうた、ネネ2」
「なんども言われていることだけど、
真カミサン伝説の必要条件は、
だいたい、
次の5つだと言われている。
いいか?
くどいが確認するぞ。
ひとつは、
カミサンをどれだけ信用している
か、祈りの内容をカミサンが認める
かで、祈りの実現と内容をカミサン
が決める。
ひとつは、
邪心を持って、カミサンを信じて
祈るとバチが当たる。
ひとつは、
バチの実現及び内容はカミサンが
決める。
ひとつは、
カミサンを信用しない人間がいく
らカミサンに祈っても祈りは実現し
ない。
そして、
最後が今問題になっている、
カミサンをバカにしたものについて
もバチがあたる。
ということだな」
ふうたが、
くどくどと話したので、
みんなアクビをしている。
「まあ、最後まで聞けよ。
で、問題なのは、
今認定されているカミサン伝説の中には、
今話した条件をすべて充足する話しはない
ということだよ。
で、
俺たちは、
真カミサン伝説イコールカミサン伝説だ
と考えているので、
今認定されているカミサン伝説で
はずしてはいけないものはない
と考えたわけだ。
それはさておき、
今話した5つの条件の中でどの条件が重要なのかが、
今回の対決のテーマのポイントだ」
ケンタとみはる以外は、
アクビをしていたり、
そっぽを向いている。
「で、
たまおとキミカちゃんは、
最後の条件が一番重要だ
と考えたわけだけで、
そこが、
俺たちは違うということだ」
「なんだ。
簡単な話じゃないか?
わざと難しくするから、
僕にはわからなかったんだぞ!
もっとわかりやすく話せよ」
「静かに!」
みはるは、
またひさめに尻をつねられた。
「もう少しだ。
我慢してくれ。
で、
たまおとキミカちゃんが、
最後の条件が一番重要だ
と言った理由は、
恐怖なんだよ。
でも、
俺たちは違う
と考えているいったな。
あー、
でも、
違うのは恐怖じゃないぞ。
カミサン伝説が
ここまで話題になったのは恐怖があるからだ。
でも、
その恐怖はバチがあたるとかいう、
そんな恐怖じゃない。
狂信だよ。
カミサン伝説の恐怖は、
狂信にある
と
俺たちは考えているんだ。
アヤメ編が人気があるのも理由はそこなんだ」
ふうたはそこまで話すと、
一息ついた。




