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「キミカVSネネ」
黒いタンクトップ姿のキミカ
と白いタンクトップ姿のネネが睨み合った。
「お二人とも冷静に」
ひさめが笑いながら言う。
「そうだよ。ムキにならないで!
二人とも、
らしくないよ」
永久は真面目な顔で言う。
「ごめんなさい」
「私は別に」
キミカとネネは、
ひさめと永久の方を見る。
「では、
私がネネが指摘したことに反論します」
キミカは造り笑顔で、
また、
上着を着ると、
「くどいですが、
私たちは、
今認定されているカミサン伝説の中で何を残すべきか
という観点から検討してきたんです。
まず、
これを確認させてください。
例えば、、
悪いことをしたらバチがあたる。
それと同レベルではないかとのネネの指摘ですが、
はっきり言って次元が違います。
私たちは、
カミサンをバカにしたらバチがあたる。
カミサンの恐怖は、
そこにあると言いたいのです。
善悪とかそういう目に見えないものではなく、
カミサンをバカにするとバチがあたるのです。
カミサンをバカにするとですよ!」
キミカは、
今度はネネをバカにするような笑いを浮かべてそう話す。
「キミカの言ってることは、
私にはまったく理解できませんが」
今度は、
逆にネネがキミカを睨みつけた。




