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「たまお、キミカVSふうた、ネネ18」
ふうたの部屋では、
ふうたとネネが最後の詰めをしていた。
「いいかな。ネネちゃん」
「大丈夫。
でも、
ちょっとクサくなーい?」
「それを言うなら、
さっきのたまおとキミカちゃんの方が
ずっとクサいだろうが、
レディファーストだとか、
たまおに悪いから、
お互いの次点を選んだなんて
予防線のフリをして」
「ふうたくん、
私がクサい
といってるのは、
私たちのこれからじゃなくって、
あの二人のあの演技よ」
「あー、そういうことか。
で、ネネちゃんは?」
たまおとキミカは
雑談するくらい余裕があった。
「もうすぐだすが、
ひっかかるだすかなあ?」
「多分、どっちか気づくわよ!」
「そうだすなあ。あはは」
たまおが笑うと、
キミカも何故か笑っていた。
「あのー、みんな?
たまおくんたちが雛祭り編が次点だと言ったの、
あれ嘘じゃないかしら?」
教室で、
ひさめがそう言うと、
もとめもそういう結論に至ったのか、
一人だけ頷いた。




