「たまお、キミカVSふうた、ネネ16」
みはるのおバカぶりで、
教室の雰囲気が明るくなったところで、
永久が、
「雛祭り編には相当詳しい、
賢明とサヤちゃん、
何で、
たまおたちがあの話しを選んだんだと思う」
と、
もとめの話題を出さないように、
二人にそう訊いた。
「うーん?
はっきり言って、
あの二人もふうたたちも、
何を考えていたのか、
よくわからないんだけど、
雛祭り編は、
真カミサン伝説にはなりえない
とは思うけど、
真カミサン伝説に近い要素を持っているからだ
と思う」
「もうちょっと詳しくお願い」
今度はひさめが訊く。
「私から話すと、
あの二人が、
あの話しがベターの中の次点だといったことにポイントがある
と思うの。
えーと、
雛祭り編は真カミサン伝説のすべての条件を充たしてはいないけど、
より多くの真カミサン伝説の条件を充足しているの。
くどいけど、
もう一度話すと、
真カミサン伝説の条件は、
私は、
1,カミサンをどれだけ信用している
か、祈りの内容をカミサンが認めるか
で、祈りの実現と内容をカミサンが決
める。
2,邪心を持って、カミサンを信じて
祈るとバチが当たる。
3,バチの実現及び内容はカミサンが
決める。
4,カミサンを信用しない人間がいく
らカミサンに祈っても祈りは実現しな
い。
5,カミサンをバカにしたものについ
てもバチがあたる。
ということだと思うの。
そうすると、
あの話しは、
この条件の1,3,5は充たしているから、
真カミサン伝説ではないけど、
それに近い。
だから、
次点として、
しょうがなく選ぶのなら、
この話しということじゃないかしら」
サヤが横からそう話すと、
「みはるでも今の話しはわかるわよねえ」
と、
ひさめがみはるの方を笑って見ると、
「うん、
僕は、
バカだけど、
この話しは何度も聞いてるから、
今のサヤの話しはわかったぞ!」
みはるが明るい顔でそう言った。




