「たまお、キミカVSふうた、ネネ14」
「どうしただす?
なんで、
もとめ先生の方を見てるだすか」
「そうだよ。何でだ?」
もとめの先ほどの発言を知らない、
たまおとふうたが揃って訊くと、
「ああ、
ふうたくんたちが話しを選ばなかったのは
想定外のことだったので、
どうしようかと思って、
私はもとめ先生の顔を見たんです」
と、
ひさめがとっさに嘘をつくと、
他の5人の生徒も慌てて頷く。
どの生徒の目から見ても、
もとめが動揺していることは明かだったので、
今度は、
永久が、
「このまま対決は続けたいと思いますが、
こういうことになるのは想定外だったので、
30分だけ休憩をしたいと思います」
と機転をきかせた。
しかし、
「僕たちはこのまま対決を続けてもいいだすよ」
「えー、私も」
たまおとキミカが揃って
休憩をいれたくないかのような発言をしたので、
ひさめが、
すぐ、
「では、多数決をとります。
休憩を入れた方がいいと思う方、
手を挙げてください」
と言うと、
たまおとキミカ、
そして、
もとめ以外は手を挙げた。
「では、30分休憩します」
ひさめがそう言うと、
ふうたとネネは、
素早く教室を出ていき、
その場の空気を察知したのか、
たまおとキミカも
後を追うように教室を出ていった。
すると、
ケンタが、
思わずもとめに向かって、
「もとめ先生、
偉そうに賭けをしようなんて話してましたが、
全然違うじゃないですか」
と、
みはるが言いそうなことを
言ってしまったのだった。




