237/353
「たまお、キミカVSふうた、ネネ13」
「で、
一つだけ選ぶとするとだすなあ、
僕の方は、
あほーあほーあほー編でいくのがベターだす
と言っただすがあ」
もとめを、
そっと観察していた賢明の目には、
たまおのその言葉に
もとめが一瞬だけ動揺したように見えた。
しかし、
「あたしの方は山手線編の方がベターと考えましたので」
キミカの言葉を聞いて、
もとめの表情がゆるんだのを賢明はそっと見ていた。
「レディーファーストだすから
と
僕は譲っただすが」
「それじゃあ、
たまおくんに悪いので」
そういうチンタラしたたまおとキミカのやりとりを見て、
イライラしたみはるが、
何かモグモグと言っていたが、
ひさめが、
いつものようにお尻をつねって静かにさせた。
「で、
結局、僕らはお互い譲り合ってもしょうがないだすから」
「お互いにその次ぎにベターだ
と思って意見が一致した雛祭り編を選びました」
キミカがそう言って、
にこっと笑うと、
対決の当事者であるたまおたち4人以外は、
いっせいにもとめの方を見た。




